鼻の中に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。
2024年より日本でも使用が承認されました。

従来の注射によるインフルエンザワクチンは、血液中にインフルエンザウイルスに対する免疫（IgG）を誘導することで予防効果を発揮しますが、フルミストはインフルエンザウイルスの一般的な侵入口である鼻の粘膜にも免疫（IgA）を誘導する働きがあり、高い感染防御効果が期待されています。

• 鼻へ噴霧するだけのため、針を刺す必要がなく、注射による痛みや怖さがない。
• 1回分の接種（受診回数も1回）で済む。
  （左右それぞれの鼻へワクチンを噴霧すれば終わりです。）

当院では、13歳～18歳11か月までの方が接種対象です。

1回
※専用の接種器具を用いて、左右の鼻の中に0.1mlずつ（計0.2ml）噴霧する。
※12月中旬までに接種を終えておくことを推奨しています。

1回　\8,500（税込）

• ゼラチンアレルギーのある方
• 重症な喘息発作状態の方
• アスピリン内服中の方
• 過去にインフルエンザワクチンやフルミスト成分でアレルギー反応を起こした方
• 生ワクチンのため、妊娠、または妊娠の可能性がある方
  （接種前1か月間の避妊、ワクチン接種後2か月以内の妊娠しないよう注意してください）
• ステロイド剤、免疫抑制剤使用中の方、または中止してから6か月以内の方
• 医師が接種不適当と認めた方

• 接種後30分間はアナフィラキシーなどの急な副反応が起こることがあります。
  接種後は院内で30分間程度は待機していただく場合がございます。
• 接種後、体調をみていつもより軽めに入浴しても差し支えありません。
• 接種後、激しい運動は避けましょう。
• フルミスト点鼻液の接種後1～2週間は、重度の免疫不全者との密接な接触は避けてください。

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